リストラップはトレーニングを行う際に手首を保護してくれるサポーターです。手首を安定させることで、より重い重量を扱ったり、怪我を防ぐことができます。この記事ではリストラップの効果や使い方/巻き方、オススメ商品について解説します。
Contents
リストラップとは
リストラップは手首の周りに巻くことで関節を安定させるサポーターです。
主にベンチプレスやショルダープレスなどのプレス系の種目で使用します。
リストラップは形状が同じでもゴムの長さや硬さに種類があります。
長さについては60cm前後の標準タイプ、30cm前後のショートタイプ、90cm前後のロングタイプがあります。
ショートタイプはサポート力が弱く、ロングタイプは扱いづらくなるため、初心者の方には標準的な60cmタイプをおすすめします。
また、硬さについては扱う重量が大きい方ほど、しっかりと手首を固定できる硬めの生地でできたものを選びましょう。
硬すぎると手首を固定した際に痛みが生じてしまうこともあるため、適度な硬さのものを選びましょう。
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リストストラップとの違い
リストラップと名前が非常に似ているリストストラップですが、使用する目的は大きく違います。
リストストラップはダンベルやバーベルが手から離れないようにするトレーニング用具で、握力の補助としても使われます。
主にデッドリフトやラットプルダウンなどプル系の種目に用いられます。
手首からの伸びた帯がバーに絡みついてウェイトを支えてくれるため、その分少ない握力でも引っ張り上げることが可能になります。
リストラップの主な効果
手首の保護
リストラップの主な効果は手首の保護です。
トレーニングの際に高重量を扱うと手首を痛める可能性が高まります。
リストラップで手首を固定することにより手首への負担が軽減されるので、手首の怪我防止につながります。
手首の安定性が高まる
また、手首の安定性が高まることで、無駄な力を使わずトレーニング動作に集中することができます。
リストラップのデメリット
大きなメリットがある一方で、リストラップにはデメリットも存在します。
リストラップに頼りすぎると、前腕筋軍が効果的に鍛えられません。
本来、手首関節の角度維持は前腕筋群の筋力によって支えられています。
軽い使用重量でもリストラップを常に使用する癖をつけてしまうと、前腕筋群が弱まってしまうというデメリットがあります。
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リストラップの使い方/巻き方
リストラップの先端に付いている小さい輪を親指に通した状態で、手首に巻いていきます。
手首は丸めながら、関節を挟むようにして巻きましょう。
手首の屈伸運動がリストラップで制限されていればOKです。
使う際のポイント/注意点には以下のようなものが考えられます。
- ウォームアップには着用しない。
- 正しいフォームを習得してから着用する。
- 適切な位置で巻く。
文字だけではイメージしづらいため、実際に巻き方を解説している動画を紹介します。
リストラップの使い方の動画
オススメのリストラップ
リストラップは多数のブランドから商品が出ています。
そこで今回はオススメの商品をピックアップしてご紹介します。
schiek(シーク)のリストラップ
- 価格:3400円前後
- 長さ:12インチ(約30cm),24インチ(約60cm)
- 硬さ:柔らかめ
リストラップの中でも特に多くの人に使われているブランドです。
しっかり固定してくれる上に生地は硬すぎず、肌触りが良いので、初めてリストラップを購入する方には特にオススメです。
色は4種類から選ぶことができます。
INZER(インザー)のリストラップ
- 価格:4500円前後
- 長さ:50cm、90cm
- 硬さ:やや硬め
伸縮性に優れ、肌触りも良いため初心者〜上級者まで幅広く愛されている商品です。
IPF(世界パワーリフティング協会)公認のリストラップでもあります。
シークのリストラップが少し柔らかいと感じる方にはオススメです。
購入はこちらのページから。
TITAN(タイタン)のリストラップ
- 価格:約4000~5000円
- 長さ:50cm、60cm、90cm
- 硬さ:硬め
アメリカで非常に人気のあるブランドです。こちらもIPF公認のリストラップです。
種類が多く、写真の「シグネチャーゴールド リストラップ」以外にも硬さの異なる商品があります。
サポート力は強いですが、非常に硬いため、高重量を扱う方にオススメです。
SBDのリストラップ
- 価格:5480円
- 長さ:40cm、60cm、100cm
- 硬さ:柔らかめ、かなり硬め
フレキシブルタイプとスティッフタイプの2種類あり、スティッフタイプは非常に硬い作りになっています。
こちらもIPF公認のリストラップです。サイズはS~Lの3種類から選ぶことができます。
購入はこちらのページから
マイプロテインのリストラップ
- 価格:1280円
- 長さ:30cm
- 硬さ:柔らかめ
マイプロテインのリストラップです。低コストですが作りはしっかりとしています。
サイズが30cmしかなく、マジックテープの消耗が早いため、気軽にリストラップを試してみたい方にはオススメです。
ACEFITSのリストラップ
- 価格:1200円前後
- 長さ:52cm
- 硬さ:柔らかい
トレーニンググローブと一体になったタイプのリストラップです。
低コストですが作りはしっかりとしており、グローブをつけることで握力の低下を防ぐことができます。
トレーニンググローブとの併用を考えている方や初心者の方にオススメです。
色は4色、サイズはS~Lの3種類から選ぶことができます。
まとめ
いかがでしたか。今回はリストラップについて、効果や使い方/巻き方の解説、オススメ商品の紹介をしました。手首はトレーニングをする上で非常に大切な部位です。リストラップを1セット持っているだけで怪我の予防にもなり、プレス系トレーニングの効率も上がります。自分にあったリストラップを見つけてより効率的にトレーニングを行いましょう!
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