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2017年7月30日に開催された、第4回オールジャパンメンズフィジーク選手権大会の結果速報をまとめました。身長別に加えて、年齢別の細分化もされている日本最高峰のフィジーク大会です。
Contents
オールジャパン・メンズフィジークとは
オールジャパン・メンズフィジーク選手権大会、通称オールジャパンメンズフィジークは日本最高峰のフィジークの大会です。もう1つ主要な大会としてNPCJという団体が主催しているWORLD LEGENDS CLASSICがありますが、それよりレベルが高い戦いが毎年繰り広げられています。
この大会で優秀な成績を収めて、実力が認められるとアーノルド・クラシック・アマチュア選手権大会へJBBFから派遣される権利を手に入れることができることから、日本のトップクラスの選手達が熾烈な争いを繰り広げています。
毎年、日本におけるフィジーク競技の人気の高まりとともにレベルが高くなっていますが、4回目の開催である今年はさらなる全体のレベルアップが見込まれています。身長別、年齢別の階級別で戦いますが、各階級の1位で最後にオーバーオールのタイトルを争います。
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第4回オールジャパン・メンズフィジーク選手権大会概要
開催日
2017年7月30日(日)
プレジャッジ 10:30-
ファイナル 13:00-
主催
JBBF(公益社団法人 日本ボディビル・フィットネス連盟)
開催地
大阪府大阪市
会場
大阪市中央公会堂 大集会室
階級・出場人数
40才以下・168cm以下級 42名
40才以下・172cm以下級 34名
40才以下・176cm以下級 44名
40才以下・176cm超級 45名
40才超・172cm以下級 29名
40才超・172cm超級 26名
ジュニア（23以下級）20名
主なルールの特徴
・ドーピング禁止
海外のプロの大会ではドーピングの検査がないものもありますが、オールジャパンはメンズフィジークではしっかりとドーピング検査があるので、出場する選手はステロイドは使用せず、ナチュラルで臨むことが求められます。
アナボリックステロイドは使用していなくても、海外のサプリメントの中には検査にひっかかってしまうような成分もある可能性があるので、普段使用するサプリメント類から気をつけることが必要です。
・カラー・オイル類の使用禁止
海外の大会ではカラーリングが可能なので、あまり日焼けマシンによるタンニングはやる必要がなくなってきていますが、このオールジャパンではカラーリングやオイルの使用は禁止となっています。
このため選手は大会までの間日焼けマシン等でかなり念入りにタンニングすることが実質的に必要となっており、場合によっては肌への負担がかかりすぎてしまうこともあります。
注目選手
佐藤正悟 選手
2017年度のアーノルドクラシックアマチュア、メンズフィジーク172cm級で優勝した佐藤選手、今年もタイトルを防衛することができるのか注目されています。
非常に細いウエストと、恵まれた肩幅、そしてバランスの良さがまさにメンズフィジークにぴったりの王道の体格をしています。40才以下・176cm以下級で出場します。
湯浅幸大 選手
2017年度のアーノルドクラシックアマチュア、メンズフィジーク170cm級において優勝している湯浅選手、同じくタイトル防衛がかかっています。
フィジークではあまり脚は評価されないのですが、ボディビルから転向していることもあり脚が非常に発達していてサーフパンツが張り裂けそうなのが特徴です。
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エドワード加藤(加藤エドワード) 選手
アーノルドクラシックメンズフィジーク180cm級において10位を受賞、またオールジャパンメンズフィジークではオーバーオールでも優勝している実力者です。
BEYONDジムのCEOでもあり、日本一の肩を持っていることはフィジーク界では有名です。
Kanekin(金子駿) 選手
カネキン選手は去年のNPCJ WORLD LEGENDS CLASSICにおいて-175cm級で優勝しています。今回からJBBFのオールジャパンに出場するということでその実力に期待がかかっています。
YouTuberとして活躍し、現在はアパレルブランドも展開しています。今回は佐藤正悟選手と同じ40才以下・176cm以下級で出場するため両者の対決も注目です。
サイヤマングレート(田中光昭) 選手
日本一の腹筋を持っているといわれる、サイヤマングレートは2017年度の東京オープンボディビルというボディビル大会に出場したばかりですが、コンディションを再調整してオールジャパンにも出場します。
チケットはなんとプレミア価格まで
前売り券3000～4000円なのですが、なんと20,000円を超えるプレミア価格がついています。日本でもフィジーク競技の人気が非常に高まっていることが分かります。
オールジャパンのチケットプレミア付いてる😓
凄い人気 pic.twitter.com/cmtBeiaFfM— ショウ (@shofitness) 2017年7月29日
当日はすごい行列が
毎年人気が高まっている競技ですが、大阪の開催にも関わらず全国からライブで見たいと集まり、入場の行列までできています。
ずっと並んでる。
オールジャパンの人気やばいね👍 pic.twitter.com/pw0q4W1Fyk— Shimon (@cshi1600) 2017年7月30日
会場の様子
出場人数に対して、ステージの広さが少し足りず、少々混み合っています。この人気の高まりを受けて、第5回オールジャパンではより広いステージになる可能性もあるのではないでしょうか。
オールジャパンメンズフィジーク168cm以下級。この列が×3。多すぎ。#オールジャパン pic.twitter.com/FWduqgSAfR
— コアラ小嵐(超新塾マッチョ29ぬわらし) (@koooarashi) 2017年7月30日
なんとカネキンとサイヤマングレートは予選落ち
有名YouTuberの2人は予想外の予選落ちです。特にカネキン選手はNPCJの大会では優勝していることからこのオールジャパンのレベルの高さが伺えます。
サイヤマングレート選手は腹筋が非常に発達して分厚すぎることからフィジークに求められるウエストの細さが少し足りなかったのかもしれません。
カネキンとサイヤマンが予選落ちとか本当に信じられない…#2017オールジャパンメンズフィジーク #オールジャパン
— 松田 響 (@MvApn) 2017年7月30日
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【速報】第4回オールジャパンメンズフィジークの結果【随時更新中】
ツイッター上、メール（ muscleholdings@gmail.com ）または記事のコメント欄で情報をお待ちしております。
また、随時情報を更新しておりますので、ぜひ公式アカウントのフォローをおすすめします。
オールジャパンメンズフィジークの写真、動画について、当サイトに掲載しても良いものを募集しております。是非DMにて投稿お願い致します。
【速報】第4回オールジャパン・メンズフィジーク選手権大会2017結果まとめ https://t.co/UlTotZwX6U
— MuscleHD (@muscle_holdings) 2017年7月31日
何卒宜しくお願い致します。※以下敬称略
40才以下・168cm以下級
1位 石井良亮
2位 寺島遼
3位 岡村宗明
4位 岡典明
5位 多田哲（トレーニングジムサンプレイ）
6位 中畑惇
40才以下・172cm以下級
1位 湯浅幸大
2位 並木大輔（ゴールドジム名古屋栄）
3位 久野圭一
4位 山川唯（ゴールドジム栗東滋賀）
5位 近藤公利（山梨小瀬ボディビル&フィットネス同好会）
6位 河村道徳（スポーツジムB&F）
40才以下・176cm以下級
1位 佐藤正悟
2位 甲村隆一朗（ゴールドジム名古屋栄）
3位 佐藤綾（ハートエンタープライズフィットネスジムDNA）
4位 加治康武
5位 玉木洋平
6位 珠玖悟史
40才以下・176cm超級
1位 加藤エドワード
2位 小泉憲治（チャンピオン平塚）
3位 竹本直人（ゴールドジムイースト東京）
4位 米須清陽（GINOWAN GYM）
5位 岩田卓磨
6位 直野賀優
40才超・172cm以下級
1位 田村宜丈（ゴールドジム横浜馬場道）
2位 衛藤雄一（ゴールドジムイースト東京）
3位 紺谷淳一
4位 新保政信
5位 広村智（ボディマックスジム）
6位 赤山享（エイブルスポーツクラブ）
40才超・172cm超級
1位 中村厚志
2位 佐伯伊都企（ゴールドジム名古屋金山）
3位 竹中孝（ISボディビル同好会）
4位 上中一司
5位 今井良平（MARUYA GYM）
6位 杉浦康幸（ゴールドジム横浜馬場道）
ジュニア（23以下級）
1位 安田旬輝（ゴールドジム名古屋栄）
2位 澤原魁門
3位 河原佑志郎
4位 上田夢希
5位 張坤
6位 望月 あもん
オーバーオール
1位 佐藤正悟
2位 田村宜丈（ゴールドジム横浜馬場道）
3位 湯浅幸大
4位 加藤エドワード
5位 中村厚志
6位 石井良亮
7位 安田旬輝（ゴールドジム名古屋栄）
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まとめ
佐藤正悟が176cm以下級、オーバーオールのダブル優勝、階級別はこれで3連覇です。来年もアーノルドクラシックに挑戦するのでしょうか。
今回の上位入賞者を見たときに、やはり全体的に肩が非常に大きな評価のウエイトを占めていることが伺えます。エドワード加藤は今年はオーバーオール1位を獲得することができませんでしたが、エドワード加藤と湯浅幸大も階級別のタイトルを防衛することができました。
カネキン、サイヤマングレートには来年度の順位に期待です。皆様、本当にお疲れ様でした。
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